本山製茶株式会社
054-296-0004
〒421-2115 静岡市葵区与左衛門新田21番地

本山の誇り

自然の恵み

自然の恵み引き出す、
人の丹精

私たちのお茶の葉を育てているのは、長年にわたり信頼の絆を強めてきた幾多の契約農家の方々です。本山茶産地の恵みに安住することなく、茶をいとおしみ、手間を惜しまぬ春夏秋冬。
納得のゆくお茶づくりのために当社も含めて遠慮なく議論しあい、研究を重ねる日々が、自然に潜む珠玉の香味を余さず引き出していきます。

当社の仕入先産地でもある足久保は、静岡駅より自動車を30分ほど北に走らせますと、安倍川の支流足久保川に沿って南北に約10kmほど広がる静かな村です。
1000戸ほどの世帯があり、男性約1800人、女性約1850人、合計約3650人が暮らしています。そのうち約200世帯ほどがお茶(生葉)を作っています。

伝統の火入れ

味・香りを仕上げる、
伝統の火。熟練の職人

山の製茶場で蒸され、揉まれたお茶の葉が私達の仕上げ場に届くと、幾歳月を茶づくりにかけてきた職人の「火入れ」へ。
昔ながらの炭とコークスを使った火入は長年の経験と勘が頼り。火加減や刻々と変化する茶の状態に、一瞬の油断も許されません。
葉の芯までじっくり火を入れることができるため、干し柿の渋みが甘味に変わる原理と同じく、茶の成分タンニンが糖化熟成。本山茶らしい甘味と香りを高めることが出来ます。

「本山茶炭火仕上げ」
本山茶を一層おいしくする
当社の火入技術

本山製茶の長年受け継がれてきた火入技術は20年以上の経験を持つ火入職人の手によって行われます。
炭とコークスのバランスによって、安定した火力を維持し「茶の葉の芯」まで火入する勘と経験が必要になる過程です。
炭火仕上げの技術により、本山茶の独特な山間の香りをいっそう引き出し、その香りを逃さずに維持させることが可能になります。

本山茶産地

本山茶産地の土と水から

およそ800年の歴史を継ぐ本山茶産地は、静岡市安倍川上流域にあります。山のもたらす滋養分と、安倍川から湧き出る「南アルプスの伏流水と山霧」が、平野のお茶とは異なる透き通るような爽やかな香りと深い滋味を生み出します。
私たちがお届けするのは、この「奥深き山河の恵み」を存分にたたえる味と香りです。茶の真髄がここにあると信じて私たちは本山茶をお届けします。

本山茶産地の歴史の始まりは、安倍川上流足久保(あしくぼ)の地に端を発します。今から800年の昔(鎌倉時代)に生まれた静岡出身の高僧・聖一国師が、中国から持ち帰った茶の種をこの地に蒔いたと伝えられています。
それが静岡県のお茶史の始まりとなります。当時はお茶は薬と考えられていて庶民には手の届かない貴重品だったようです。
江戸時代になると、徳川家康公御用達に選らばれたことで、全国的に有名になりました。本山茶は、山間地茶独特の上品で爽やかな香りが高く、味はこくがあり、上級茶として代々徳川将軍家にも、愛用されました。大正期に入ると弊社海野金次郎が、安倍茶の中でも特に安倍川中、上流域のお茶を本家本元のお茶という意味を込め本山茶として販売拡大に尽力致しました。昭和5年には茶業年鑑に本山銘茶問屋として本山茶を掲載しております。その当時、本山茶を積極的にアピールしいている茶商はほとんどありませんでした。